風立ちぬ ジブリ 原作 堀越二郎

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スタジオジプリの新作映画『風立ちぬ』で描かれる堀越二郎さんとは？


２０１３年７月公開予定のスタジオジプリの新作映画『風立ちぬ』は
監督の宮崎駿さんが執筆している「風立ちぬ」という漫画が
（模型の雑誌「月刊モデルグラフィックス」で連載されていました）
原作となります。
この物語の主人公である二郎さんとは実在の人物、堀越二郎さんという方で
彼の半生が描かれています。


今回は、この堀越二郎さんについて紹介します。

堀越二郎

1903年生まれ（享年78歳）
群馬県藤岡市出身
東京帝国大学工学部卒業
中学校から最終学歴の大学まで、いずれも主席で卒業

今の三菱重工業に所属し戦前から戦後にかけて飛行機の設計に心血を注がれました。
会社を退社後、東大や防衛大、日本大で教育者として航空、宇宙工学を教えています。

飛行機の設計では多くの功績を残されていますが、代表的なものを挙げてみました。

戦闘機：九六式艦上戦闘機　（日中戦争）
戦闘機：零式艦上戦闘機　（太平洋戦争）
戦闘機：雷電　（太平洋戦争）
戦闘機：烈風　（太平洋戦争）
旅客機：YS-11

堀越二郎さんは零式艦上戦闘機、通称ゼロ戦の設計者として有名ですが、

その前身である九六式艦上戦闘機も高度な運動性能で傑作機として絶賛されました。

戦後に手がけられたYS-11の設計では、NHKの名物番組「プロジェクトX」でも
取り上げられていましたね。

堀越二郎さんは日本の航空産業史上、欠かすことが出来ない偉大な人物なのです。

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